私の平凡な人生の記録

私(還暦)の小さい頃からの思い出を日記にしていきます

友達作るのが、相変わらず下手でした

僕は、その頃でも人付き合いが苦手で、どうやって仲良くなっていいかわか
らない。

 

で、取った作戦が、嘘をついて気を引くこと。

どういう嘘をついていたか、具体的には思い出せないんだけど、というか、
何が嘘かわからないくらい、嘘をつきまくってました。

 

嘘をつくと辻褄を合わせるためにまたウソをつかなきゃならない。

 

挙句の果ては、小学校で言うことと、家に帰ってから近所の子に言うことが
まるで逆なわけですよ。疲れますよ、これ。

 

僕は小心者で、クラスの中では目立たないやつでした。長付き合って見てき
た学校の連中は知ってるから、でかいことは言えない。

 

学校から帰ると、わざと明るくして学校でも人気があると言い、勉強もそこ
そこしかできないに、すごくできるふりをする。要するに知ったかぶりする
わけです。

 

まあ、そのふりのおかげで、勉強せざるを得ず、成績も上がってしまいまし
たけどね。

 

遊びは、虫捕りや魚捕りとか、自然相手のことが多かったですね。家の近く
で捕った小魚を学校に持ち込んで、丁度教室にあった金魚鉢で飼うなんて
こともしてました。

 

魚なんか持ち込んだから、怒られるかと思ったら、先生が褒めるわけです。
よく持ってきたねえ、皆にお土産でもってきたんでしょ、なんてね。

 

それで、先生金魚鉢の水なんか替えたり世話してくれて。

 

机の中で、アゲハチョウの幼虫を飼ってたこともあったなあ。カラタチの
枝を折って、そこに幼虫を一緒にしてね。丁度、父親が亡くなってしまっ
て、幼虫をそのままにして、学校を休まざるを得なかった。

 

学校に戻ると、おめ、ちょうちょ飼ってたべ。机開けたら飛んでいって皆
びっくりしたんだぞ。

 

やべえ、こりゃ先生に怒られるなあ。そう思ってたんですが、結局、何も
言われませんでした。事情が事情だっただけに、怒るに怒れなかったって
ことでしょう。