私の平凡な人生の記録

私(還暦)の小さい頃からの思い出を日記にしていきます

生活が激変しました

小学校の2年生が終わる頃です。いきなり勝手口の戸をどんどん叩く音が
しました。

「まだ、出て行かないんですか、早く出て行け。約束だ」という声。隣の
おじさんの声です。

そして、部屋の外から板を打ち付けていきます。住めないようにというこ
とでしょう。玄関からさっさと出て行け、ということだったんでしょうね。

何日間か、ドンドン状態。そういう人だったんだ、この人は。人の恐ろし
さを実感した出来事だったなあ。

そして、どのくらいでしょうね、半月くらいして、引越しが決まりました。
郊外の団地に入る抽選に当たって、やっと住む先が決まりました。

団地って言ったって、まるで田舎です。田んぼはあるわ、川は近くにたく
さんあるわ。川に魚が泳いでる姿を初めて見ました。

昔はねえ、メダカは水面近くに当たり前のようにいて、その下を少し大き
な魚がこれまた当たり前のようにいて、トノサマガエルやアカガエルなん
かが、水の中にバッチャン、バッチャン飛び込んだり、泳いだり。

いやあ、面白かったですね。もうすっかり夢中になってしまいました。

魚だけじゃありません、用水路なんかの水草の中を探すと、タガメや源五
郎、ミズカマキリなんかがあちこちに。

今では見ることができないでしょう、なかなかね。

そして小学校の3年生、僕はてっきり近所の小学校に行くものと思ってた
んですが。